僕たちの可能性って、まだまだこれからだと思うんです。 #MY LIFE STORY
人にはそれぞれ大切にしている価値観があります。
仕事の選択においてもそれぞれの軸や想いがあるのは同じです。
「#MY LIFE STORY」では、ココナラの社員がどのような想いで入社をし、何をしているのか。そんな"一人ひとり"のSTORYを紹介していきます。
今回は、技術戦略室 Principal Engineer 勘舎 弘のSTORYをお届けします。
#Reason
これ以上の会社は
もうないだろう。
大学卒業以来、ずっとひとつの会社で働いてきたのですが、39歳を迎えたときに本当にこのままでいいのかと考えるようになりました。
まもなく40歳、「数年後にはこんな役職について、こんな仕事をしているのだろう」。そんな未来が見えてしまったときに、「転職するならこれが最後のタイミングかもしれない」「先のことなんて見えないような、チャレンジをしたい」とスタートアップ専門の転職エージェントに相談することを決意しました。
次のステージでは“社会貢献性”を実感できるような働き方をしたいと考えていました。だからこそ、ココナラの“一人ひとりが「自分のストーリー」を生きていく世の中をつくる”というビジョンには共感できるものがありましたし、より多くの人たちに直接的に貢献できることにとてもワクワクしました。
ココナラのユーザー数は170万人(2020年当時)。それほどの大量のアクセス、大量のデータがあるシステムを扱えることも魅力的でしたし、自分がやっている仕事の意義や立ち位置がわかりやすいフラットでオープンな企業風土にも強く惹かれるものがありました。もちろん初めての転職だったため不安はありましたが、面接を受けて「もうこれ以上の会社はないだろう」と入社を決めました。
#Mission
頭ごなしに否定する人を、
一度もみたことないなと。
私はSREチームに配属されたのですが、SREチームのミッションを一言で言うなら「プロダクトの信頼性を上げること」。
サイトがダウンしないように対処したり、応答速度が劣化していないかをモニタリングしたり。データ分析をするための基盤や、マーケティングオートメーションのシステムを開発することもありますし、改善プロジェクトの会議に出席してSREの立場からアドバイスをすることもあります。
一言で言うなら、“開発のなんでも屋”でしょうか。
一般的なSIerの開発体制だと、システムエンジニアはプロジェクトマネジャーやリーダーからのオーダーを黙々とこなすかたちになります。しかし、ココナラの社員は当たり前のように自分の領域を越えて発言していますし、入社してからの1年間、こうした人たちの意見を頭ごなしに否定している人を見たことがありません。むしろ「なんでそう思ったの?」と真摯に耳を傾けて、メンバーのひらめきやアイデアを広げようとしてくれる方ばかりです。
これまでで一番印象に残っている仕事は、サイトのレスポンスを可視化できるようにするプロジェクトです。
当時は『七大問題URL』を社内に提示したのですが、問題意識を感じてくれたエンジニアの方々がたったの数ヵ月でほぼすべてを解決してくれました。各々がミッションに向かい邁進している状況の中、このスピード感で対応してくれた事にココナラの当事者意識の高さ、目的意識の高さを実感し、目を丸くしてしまいました。
#Vision
全社員の力を最大化できれば、
世の中でさえ変えられる。
ココナラはまさに今が成長フェーズの会社です。ユーザ―数や取引数が急速に伸びているからこそ、やるべき事はまだまだたくさんあります。
開発環境の見直しやマイクロサービス化など、大規模なものから小さなものまで常に多くのプロジェクトが走っています。こうした成長フェーズの開発に携われることは大きなやりがいです。
まずは、今後3ヵ月でエンジニアたちの問題意識を吸い上げ、リスト化したうえで優先順位をつけていきたい。しっかりとした事業のロードマップがあるからこそ、基盤に関するロードマップを今後の成長プロセスに合わせブラッシュアップしたい。
ココナラには非常に優秀な方が多いので、“見える化”をより具体的に行なっていけば、今やるべき事がもっともっと明確になり事業成長にも繋がると思っています。
先日、あるプロジェクトでご一緒した同僚が社内で表彰されました。自分がすこしでも関わった仕事で成果を上げてくれたことが純粋に嬉しかったですし、改めて「SREの一員として、全社員の力を最大化できるような仕事をしていけたら」と思った瞬間でもありました。
ひとりではできないことも、みんなの力を最大化できれば、世の中を変えるような大きなこともできると思います。僕たちの可能性、ココナラの可能性はまだまだこんなものじゃない。少なくとも僕は、そう信じています。
※この記事は2020年に公開された記事です(所属や役職など情報の一部は当時のものです)