いつだって、腹の底から納得できることに携わっていたい。 #MY LIFE STORY
人にはそれぞれ大切にしている価値観があります。
仕事の選択においてもそれぞれの軸や想いがあるのは同じです。
「#MY LIFE STORY」では、ココナラの社員がどのような想いで入社をし、何をしているのか。そんな"一人ひとり"のSTORYを紹介していきます。
今回は、R&Dグループ Group Manager 古田 周平の
STORYをお届けします。
#Reason
ココナラのサービスに出会い、
これが私のやりたいことだと。
前職時代、様々な新規事業の立ち上げに携わっていました。
ただ、そのなかでもやはり“当たる”のは自分が腹の底から「これは必要だ」と思えるものや、ユーザーの笑顔がイメージできるものでした。もちろんすべての仕事に全力を尽くしてきましたが、プロダクトとは別の事情で方針が決まったりすることに“違和感”を感じるようになってしまい。「もっと主体者として”愛すべきプロダクト”に携われる環境はないだろうか」と考えるようになっていきました。
ふと社内を見渡せば、私と同じことに悩んでいる方がたくさんいて。「今まで培ってきた経験やスキルを、もっとダイレクトに世の中に役立てる働き方はないのか」と漠然と思うようになっていました。
そこから『ココナラ』の存在を知ることになるのですが、当社のサービスに出会ったときにはもう「これこそが私のやりたいことだ」と感じていました。
プロダクトも、ビジョンもいい。あとは人がよかったら決めようと思っていました。最初の面接は会長の南が担当してくださったのですが、熱い想いはもちろん、戦略などについても丁寧に教えてくださって。情熱と理論が両立していて、「この人なら信頼できる」と入社を決めました。
ココナラは、これからやるべきことが山ほどあるフェーズ。いくらでも自分から働きかけることができますし、「ここであれば”愛すべきプロダクト”を成長させていくなかで、個人としても大きな成長ができるだろう」と感じました。
#Mission
全員が
ビジョン・ミッションに向かっている
入社して3ヵ月が経った頃、社内のダイレクトメールを通じて、上司に「組織として、データ活用に本気で取り組むべきだ」という提案をぶつけました。
すると、5分ほどで「ここはアグリー」「ここはこうすると実現可能性があがるかもしない」と明確なフィードバックが返ってきて。週明けには個人ミッションとしてプロジェクトを立ち上げることが承認されていました。自分の働きかけに対してすぐにフィードバックをいただけたことがとても嬉しかったです。
2020年にR&Dグループが設立され、私がリーダーに就任しました。R&Dグループでは、購入ユーザー向けの「レコメンド機能」や「キーワード検索語サジェスト機能」、ココナラのサービスに不正なものがないかをチェックしている健全化チーム向けの「不正取引の自動検知」などをリリースしてきました。
データ活用のテクノロジーは日進月歩なので、メンバーからの「これを試したい」「これを使ってみたい」という意見はとてもウェルカムです。良いアイディアに対しては予算や現状の優先順位の制約をつけずに検討し採用していく方針です。
ココナラの大きな特徴は、全社員が同じビジョン、ミッションに向かっていること。もちろん各部署ごとにKPIなども設定されていますが、すべての仕事がユーザーに向いていますし、エンジニアが「こうすると利便性が上がるかもしれない」と企画に意見を出したとしても、ちょっとした意見を歓迎し、受け入れられることも多くあります。ユーザーのために、いいものをつくりたい。たとえ立場が違っても、ココナラでは常にそこを一番に考えているんです。
#Vision
将来を定めずに、
自分の可能性を楽しんでいきたい。
現在、ココナラはプロダクトの機能をホリゾンタルに作り込んでいる段階。これから先も新しい機能を次々とリリースしていく予定ですし、事業成長に伴って大量のデータが集まってきているところです。こうした情報を、どのように可視化していくのか。
そして、どのようなユーザー体験を生み出していくのか。現在は『検索システムの最適化』や『不正取引の自動検知』、『レコメンドエンジンの開発』などが主要なテーマとなっていますが、今後はカスタマーリレーションシップなども含めてAIやデータマイニングの可能性を探っていきたいと思っています。
想像力を膨らませると、すでにレコメンドやサジェストなどは一部実現できていますし、ちょっとニッチな領域に踏み込んでみてもおもしろいかもしれませんね。たとえば「こんな変わった経験、売れるだろうか」と思っている方々に、「こういった方々があなたの希少な経験を必要としています」と提案できるような機能とか。 最先端のテクノロジーを駆使すれば、もしかすると人間ではたどり着けないような新たなマッチングも生みだせるかもしれません。
私のライフストーリーについてですが、あまり「こうあるべき」みたいなことは決めていません。そのときどきで自分が興味を持っていることも、時代が求めていることも違うでしょうし。ただ、これだけは変わらないだろうなと思うのは、いつだって自分が腹の底から納得できることに携わっていたいという思いです。数年後、私がどこでなにをやっているかはわかりませんが、これから先もそんな自分の可能性を楽しみながら仕事をしていきたいと考えています。
※この記事は2020年に公開された記事です(所属や役職など情報の一部は当時のものです)