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エンジニア交流会を開催!チームビルディングにおいて大切にしたい カジュアルなコミュニケーション

こんにちは、ココナラ プロダクト開発部フロントエンド開発グループの吉田です。社内では「よっしー」と呼ばれています。

2021年12月にココナラのエンジニア51名が参加し久々に交流会を開催しました。コロナが落ち着いた時期だからこそ開催できたこの企画ですが、結果的にはとても有意義なものになりました。

今回は交流会の運営を担当した私がイベントの内容や当日の様子などをレポートします。

(交流会は緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が都内に発せられていない期間に実施しております。)

※この記事は2022年3月に公開された記事です(所属や役職の一部当時のものです)

発案者が語る、交流会を行おうと思った理由

そもそもなぜ交流会を行うことになったのか。コロナ禍でどの企業でもコミュニケーションのオンライン化が進むなか、リアルなイベントの開催はある意味で時代に逆行した発想かもしれません。

交流会を発案してくれた開発担当役員の村上さん(むーさん)にその想いを聞いてみました。

古い考え方だと捉える人もいるかもしれませんが、やはりお酒の場でのカジュアルなコミュニケーションはチームビルディングにおいてとても大切だと思うんです。

ココナラでは、毎月3〜4人新しい仲間が加わり、急激にエンジニア組織が拡大しています。その中で、ココナラ本体のエンジニアとして配属される人もいれば、法律相談の担当になる人もいる・・・。

事業の成長に伴って従業員数が増え、プロダクトごとにチームが分かれていくと、コミュニケーションが分断されがちで、ナレッジの共有について課題が生じてしまいます。

そこで、組織関係なく、エンジニア全員が顔を合わせてコミュニケーションをとることで、相互理解が深まり、こうした課題を解決できる近道になるのではないかと思ったんです。

交流会の3つの目的

むーさんからそんな思いを託され、交流会の初開催に向けて運営者としてのバトンを受け取りました。

意識したこととして、このときから2回目以降の開催を念頭に置き、運営役を毎回当番制でできるように事務作業などのマニュアル化も進めていきました。できるだけ面倒なことは簡単に処理して、その分企画の内容に力を入れるなどクリエイティブなこと、楽しいことに力を入れられるといいですよね。

食事の手配や当日の会場設営など、準備は今回エンジニアマネージャーのみなさんに振り分けて依頼しました。中にはプログラムを書いて名札の印刷用データを作る方もいるなど、準備を楽しみながらやる姿も見られたのが印象的でした。

そして、今回の交流会は以下の通り大きく3つの具体的な目的を設定し、それぞれに対しての企画を検討しました。

  • 目的1:新入社員の歓迎

    • 自己紹介

  • 目的2:技術の共有

    • 希望者によるLT会(ライトニングトーク)

  • 目的3:部署を横断したコミュニケーション

    • お酒を交えた交流会

いよいよ迎えた交流会当日。

私(写真:左)を含め、幹事メンバーは会本番もスムーズな運営に徹しました。
みなさんの協力で当日の準備も無事に終わって夕方からスタートです!

種類豊富なお酒とおつまみで、自然と表情がほころびます。

大きな声は禁止で、飲食をしていないときはマスク着用。感染症対策をとったうえでの楽しいひと時です。

初めての出会いや新たな技術交流も

最初の催しは2021年9月以降に入社した11名の自己紹介です。

各自が準備したスライドをプロジェクターで映し、出身地や職歴、趣味、関心のある技術領域などを自由なフォーマットで思い思いに紹介しました。

すでに一緒にお仕事をしていた方々の知られざる一面や過去を知ることができ、より一層親しみを持つことができました。

続いてはLT会です。

今回は4名が立候補し、それぞれ個性的な内容を発表してくれました。

<テーマ>

  • 自身が行なっている技術同人誌活動について。技術同人誌活動の楽しさや魅力とは
    (バックエンド開発グループ 川村さん)

  • モバイルアプリの開発技術「Flutter」を使ってプライベートでアプリを開発した話。Flutterの使い方やメリット、注意点について
    (アプリ開発グループ 佐藤さん)

  • ココナラのスマホアプリの開発に自動テストの導入を進めている話。いかにアプリユーザーの更新の手間を減らし、ユーザビリティを高めるか
    (技術戦略室 勘舎さん)

  • ココナラ法律相談で関数型言語「Elm」を使っている話。フロントエンドでElmを使うことによるメリットについて
    (法律相談グループ 原井さん)

川村さんや佐藤さんのお話からはエンジニアのプライベートなアウトプットの様々な形を熱量高く聞くことができ、刺激になりました。

一方、勘舎さんのお話ではココナラの課題を分析した内容をユーモラスに表現しており、楽しみながらも課題感を共有・認識することができました。

原井さんのお話では、ややニッチな技術であっても必要なら情熱と説得力を持って導入していく姿に憧れました。

ここまでで第一部を終え、第二部の懇親会は自由参加です。

それぞれ席を移動してさまざまな会話が交わされていました。

趣味の話で盛り上がる人もいれば、先ほどのLTの内容を深掘りして聞く勉強熱心な人も。

入社してから一度も会話をしたことのなかったエンジニア同士が、部署をまたいで初めて会話をする・・・そんな見たかった景色もあちらこちらで見ることができました。

(コロナウィルスへの対策・感度は人それぞれという考え方から、懇親会は自由参加としております。)

さまざまなコラボレーションやシナジーが生まれた交流会。これからも継続していきます!

大いに盛り上がった交流会!みなさんの笑顔を見ながら、オンラインではなくリアルなコミュニケーションならではの高揚感を感じ、胸が熱くなりました。

ここで、交流会後に参加者のみなさんに実施したアンケートで集まった声を少しご紹介します。

  • LTを通して、エンジニアって技術が好きなんだなと思い、もっと自分も知識を広げないとと思うきっかけになった

  • LT会は普段触れることのないテクニカルな話が聞けておもしろかった

  • トピックが限定されていないので、いろんな知見を得ることができた

  • 普段話す機会が少ない人とも話すことができて良かった

  • ビールが各種揃っていたので良かった

  • 話すも食べるも自由で気楽だった

ちなみに、アンケートに答えていただいた方のなかで約9割が「交流会をやって良かった」と回答してくれました。

個人的に私が嬉しかったこととしては、LTで法律相談の原井さんが発表したElmの話題をきっかけに「もっと話を聞きたい」とリクエストし、後日ココナラ本体を開発するフロントエンド開発グループのメンバー向けに改めて技術共有会を開いてもらえたことです。

(ちなみにココナラ本体のフロントエンド開発ではVue、Nuxtがメインで一部がPHPですが、このようにアーキテクチャの将来像を検討するための情報収集も進めています。)

このようなLTや自己紹介、交流会によって生まれた開発者同士の繋がりが、将来のココナラをより良くしていく源泉になっていくといいなと思います。

それでは最後にまとめとして、むーさんに交流会の感想を語ってもらいました。

最初は『とはいっても準備も大変だし』とか、いろいろ考えましたが、実際にやってみると、普段仕事ではなかなか喋らない人同士が絡んだり、面白い交流の場所になりました。

これからはココナラの開発チームのカルチャーとしてぜひ交流会を定例化していきたいですね。慣れてきたら、トップダウンではなくボトムアップでできるように変えていきたいです。そうすれば、新入社員も含め、開発者一人ひとりが楽しさと意欲をもってチームに関わり、モチベーション高く仕事を進めていくための有意義な場になるのではないかと思います。

ちなみに、ココナラでは開発チームの仲間を積極採用中です。ご興味のある方はぜひお問い合わせください!タイミングが合えば、交流会へのお試し参加も大歓迎です!

▼募集情報はこちら!

▼話し手のご紹介

■村上 正敏(むーさん):
開発担当執行役員
趣味はマラソンと自転車。ハーフマラソンに参加したり、週に数回は4時に起きて10キロ以上朝ランしたり そんな生活をしているのになぜか体重は増加中

■吉田 悠一郎(よっしー) :
プロダクト開発部 フロントエンド開発グループ Team Manager
コロナ禍で落ちた体力を取り戻そうと久しぶりにランニングを始めたら3キロでヘトヘト。まず週に1回から頑張っているところ

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